ホテル宿泊

ホテル客室(部屋)に宿泊者以外の入室はNG

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年末年始やゴールデンウィーク、お盆のホテルは
家族などのグループの宿泊の方が多いです。
 
ビジネスホテルであれば地元に帰省、
最近は実家には泊まらずにホテルで宿泊する方も多いですね。

宿泊者以外が客室に入室するのはNG行為

チェックイン時に家族や親せきが同行して
部屋まで一緒に行く方がいますがNG行為です。
 
「ちょっとお部屋を見るくらいならいいじゃない!」
と思われるかもしれませんが基本面会はロビーです。
 
ホテルに到着してフロントに
「○○さんのお部屋につないでほしい」
「宿泊の○○さんと約束があるので呼んでほしい」
などと伝えれば内線で連絡をしてもらえます。
 
不審な人物が客室に入ることで、盗難やその他の犯罪が起こる可能性があります。
宿泊者以外の入室を制限することで、安全とセキュリティを確保することができます。
 
また知り合いであっても騒いで他のお客様の迷惑になることもあります。
ホテルは宿泊者(お客様)のプライバシーを保護するためにも、入室を制限します。

宿泊は契約、約款(やっかん)にも記載あり

ほとんどの宿泊施設が約款(やっかん)で
「宿泊者以外の者を客室への入室は禁止」
「宿泊者以外の者を客室内へ入れたとき宿泊契約を解除する」
と定めています。
 
「宿泊約款(やっかん)」とは宿泊施設が宿泊客との締結する
宿泊契約の内容を定めたものです。
 
政府登録ホテル・旅館では必ず作成をして
観光庁へ提出することが義務付けられています。
 
お部屋のデスクの引き出しやテーブルに置いてある
中身は文字ばかりの分厚いファイルです。
 
こちらに宿泊契約の内容が書かれていますので
無断で入室させた場合は追加料金を請求されたり
強制チェックアウトになる
可能性もあります。
 

逮捕事件もあり

1名で宿泊予約をして1名分の料金しか支払っていないのに
2名で宿泊したら不正宿泊となります。
 
実際に詐欺罪で逮捕もありました。
 
チェックイン時の短時間でも
ホテルのフロントはしっかりと見ています。
 
別で予約していても誰と一緒に到着したかなど
把握しています。
 
玄関の出入口などもカメラで日々録画もしています。
 
別予約でも誰と一緒にチェックインしたか、
1名で宿泊なのに2名で出ていったら不審がられて
声をかけられるかもしれません。
 

事情がある場合はフロントに許可をもらう

「年配者や外国人が宿泊で部屋の設備が使えるか心配だ」
「荷物が多いので運ぶのを手伝いたい」
といった場合はフロントにて一言伝えて許可をもらってください。
 
宿泊施設側としても
「契約違反だから追加料金、宿泊拒否」
なんてことはしたくありません。
 
一言でいいから許可をもらってから行ってほしいです。
 
帰るときも挨拶をしていただけると
さらに印象は良いです。
 
とはいえ実際チェックイン時に話をしても
なかなか守ってはくれないですね…
 
 
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